お肌のケアをしたいけど、ケア商品がたくさんあってどれを買ったらいいのかわからない。
そんな美肌を目指したい方の悩みなら、レチノールが配合されたものを1つ取り入れてみましょう。
なぜなら、レチノールはさまざまな論文でエイジングケアの効果が発表されている、心強い成分だからです。
この記事では、レチノールのすぐれた効果や副作用や使用にあたって気をつけるポイント、そしてレチノール配合のおすすめエイジングケア商品を3つご紹介します。
ぜひ参考にして気になるシワやたるみを改善し、弾力のある若々しい美肌を手に入れましょう！
レチノールは医学的にもシワやたるみに効果あり
レチノールはお肌のケアにぜひ取り入れたい成分です。
なぜなら皮膚の真皮層に働きかけて、年齢とともに減少するハリ成分のコラーゲンを増やす働きをすると医学的に認められているからです。
レチノールによって、あなたのお肌はこんな風に改善することが期待できますよ。
【レチノールのケア効果】
メラニン色素を排出し、シミを改善する
真皮層のコラーゲンを増やし、弾力とハリを取り戻す
保湿成分のヒアルロン酸の生成を促し、みずみずしい肌に
肌の新陳代謝を整え、キメの細かい肌になる
血流を改善し、肌のトーンを明るくする
資生堂の研究では8週間でシワに改善が見られた！
エイジングケア成分はたくさんありますよね。
そんな中でもレチノールは資生堂が研究を行った結果
【厚生労働省に認めらたレチノールの効能】
シワを改善する
と厚生労働省から認められています。
資生堂の研究ではこんな結果が出ていますよ。
【資生堂のレチノールを使った研究結果】
目じりのちりめんじわや深いシワが、9週間で顕著に改善しました。
首のシワは8週間で有意に減少、12週間でさらに減って、2週間使用をやめてもシワは元に戻りませんでした。
参照：資生堂ウェブサイトより
レチノールは体にあるビタミンA成分
ではレチノールとは一体何でしょうか？
レチノールはレチノイドというビタミンAの一種で、もともと私たちの体の中にある物質なんです。
私たちが使えるレチノイドは、大きく分けて2種類あります。
【レチノイドの種類】
レチノイン酸
強い働きで医薬品扱い、医師の処方が必要です。
レチノール
フェイスクリームなどに含まれ、処方なく買えます。
レチノール入りの基礎化粧品は、ブランドや配合量などによって価格はいろいろです。
悩みの程度や予算に合わせて探してみましょう。
もっと本格的にシワやたるみの改善をしたい場合は、皮膚科や美容外科で相談してレチノイン酸を処方してもらうのがおすすめです。
一般的に健康保険の使えない自由診療なので全額負担になりますが、より高い効果が期待できます。
レチノールに副作用はある？
レチノールはエイジングケアした女性にとってまるで夢のような成分ですが、副作用やデメリットはあるのでしょうか？
レチノールは体内にあるビタミンAの一種なので、基本的に安全な成分です。
ただ使用にあたって気をつけるポイントが2つあるのでご紹介しますね。
使い初めに乾燥したりヒリヒリや赤みが出る場合がある
病院で出されるレチノイン酸は新陳代謝を促す作用がとても強く、ピーリングと似た働きがあります。
そのため最初肌がヒリヒリしたり赤くなったり、乾燥したりすることがあるかもしれません。
医師の指示通り使用し、対応策もたずねておきましょう。
化粧品に配合されるレチノールは医師が処方するレチノイン酸より濃度が低いので、あまり神経質になることはありません。
でも使う前に腕の内側などに少量つけてパッチテストを行い、変化がないかを確認すると安心です。
そして最初は3日おきくらいに少量をつけるようにし、徐々に頻度と量を増やしていきましょう。
紫外線のダメージを受けやすくなる
2つ目に気をつけたいポイントは、レチノールによって角質層が取られ、肌が紫外線のダメージを受けやすくなる点です。
そのためレチノール配合の化粧品は、できれば夜に使うようにしましょう。
また以前よりもしっかりと日焼け止めなどでUVカットをすることが大切です。
ところで、日焼け止めには紫外線吸収剤使用のタイプと、紫外線散乱剤使用のタイプがあるのを知っていましたか？
紫外線吸収剤は肌に刺激を与えることがわかっています。
そのため年齢を重ねてバリア機能が低下してきている肌には、
【おすすめの日焼け止め】
紫外線散乱剤使用
ケミカルフリー
などの優しいタイプを選ぶとよいでしょう。
見分け方は、伸ばしたときに白っぽくなるのがケミカルフリーの日焼け止めです。
またメイクの仕上げにパウダーファンデーションやお粉を使うのも秘訣です。
なぜなら粉が紫外線をはじく働きをし、紫外線防止の効果をアップしてくれるからです。
レチノールを使ったケア化粧品おすすめ3選
それでは最後に、レチノールが配合されたおすすめ化粧品を3つご紹介します。
いずれも＠コスメで高評価！ぜひ参考にしてくださいね。
エリクシール 【エンリッチド リンクルクリーム】
| 容量 | 15g |
| 価格（税抜） | 5,800円 |
資生堂ブランド、エリクシールのリンクルクリームです。
レチノール配合化粧品で最も有名な化粧品といっていいでしょう。
厚生労働省に「シワ改善に効果がある」と認められた、純粋レチノール配合の医薬部外品で効果もお墨付き。
使い方は朝と夜の2回、小さなパール粒1コ分を目元、口元、首などシワが気になる部分にピンポイントで使います。
アクアフローラルなさわやかな香りが人気、特殊なチューブなので酸素が入らず、効果が薄れないようにも工夫されていますよ。
パッチテスト済みなので、敏感肌の女性にもおすすめです。
旦那さんに「44歳に見えないよ」とほめられた！との口コミも。
オルビス 【アンチサインズエッセンス】
| 容量 | 15g |
| 価格（税抜） | 5,295円 |
カプセルにつめられたレチノールや美容成分が少しずつ溶け出し、肌にじっくりと浸透すると話題の美容液です。
特に目元や口元の深いシワやたるみに効果が期待できます。
使い方は、夜のお手入れの時間に両目元ならお米1粒を塗りこみましょう。
無香料、無着色、合成界面活性剤不使用でアレルギーテスト済み、加齢でバリア機能が低下した肌でも使えます。
少しの量でも伸びがよく、目元がぴんとする！という口コミがみられました。
タカミ 【タカミスキンクリームプラス】
| 容量 | 31g |
| 価格（税抜） | 1,4352円 |
東京表参道の美容皮膚科、タカミクリニックが開発したレチノール配合のクリームです。
価格は高めですが、レチノール以外にもビタミンC誘導体や贅沢な美容成分を配合しているので、高いエイジングケア効果が期待できます。
使い方は1日3回、気になるところにやさしくすり込みましょう。
顔全体に使ってもいいですし、目元や口元のポイント使いでもOK。
無着色、無香料、アルコールフリーで年齢を重ねて刺激に敏感な肌でも安心です。
目元、ほうれい線、眉間がプリプリになるという口コミも。
お肌のシワ、たるみのセルフケアならレチノール配合化粧品
レチノールはセラミド、ビタミンC誘導体などとともに、お肌のケアにとても効果的な成分です。
本格的なシワやたるみケアなら皮膚科や美容外科でレチノイン酸、セルフケアならレチノール配合の基礎化粧品を取り入れてみましょう。
今からレチノールを使ってお手入れを始め、5年後、10年後もみずみずしいハリのある肌をキープしてくださいね。
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