女優の石原さとみさんが痩せてキレイになったダイエット方法の1つが、よく噛むダイエットです。
え、そんな簡単なこと？と思われるかもしれませんが、よく噛むことはダイエットを含めて体にとてもよいことが認められているんですよ。
実際に2006年に出された日本肥満学会のガイドラインでは「そしゃく法」という名前で、よく噛むダイエットがすすめられています。
この記事ではよく噛むとどうしてダイエットに効果的なのか、そしてダイエット方法のポイントをご紹介します。
ぜひ次の食事からぜひ試してみて、今までとの満腹感の違いを感じてくださいね。
よく噛むのがダイエットに効果的な3つの理由
最初にどうしてよく噛むとダイエットに効果的なのか、3つの理由をご説明します。
楽に食べ過ぎを防げる
一番大きな理由は、食べ過ぎを簡単に防げる点です。
その理由は、よく噛むと脳の働きが活発になり、ヒスタミンという物質の分泌量が増えるからです。
ヒスタミンは満腹中枢を刺激し、もうおなかがいっぱいですよ、というサインを出してくれます。
また食欲を抑えるレプチンというホルモンの分泌が多くなり、その結果楽に食べ過ぎを防げるんです。
そしてよく噛むと味覚が鋭くなり、食事の美味しさをより一層感じられるので、少量でも満足できるようになります。
その証拠にアメリカでは、よく噛むと普段より10％少ない食事でも同じくらいの満足感が出たという研究結果が発表されているんですよ。
消化がよくなって便秘解消効果
2つ目の理由は、消化がよくなるからです。
よく噛むと食べ物が細かくなり、消化を助ける酵素が含まれるだ液がたくさん出て胃や腸での消化がよくなります。
消化がよくなると、栄養分がしっかり身体の細胞に届けられ、老廃物が脂肪細胞から排出されやすくなり、新陳代謝も活発になります。
また腸の善玉菌や痩せ菌が増えて便秘の解消につながり、肌荒れも改善されるでしょう。
フェイスラインが引き締まって小顔効果！
3つ目の理由は、小顔効果ですっきりしたフェイスラインになれる点です。
なぜならよく噛むと口やあごの筋肉を使い、またリンパの流れや血流がよくなりるため、むくみが解消され、筋肉も引き締まってキュッとした小顔になれるからです。
またよく噛むと耳の下のだ液腺からパロチンというホルモンがでます。
パロチンは別名若返りホルモンとも言われ、皮膚の新陳代謝を促してお肌をプリプリにしてくれる働きがあります。
よく噛むダイエットの効果をアップさせる３つのポイント
よく噛むダイエットはとても簡単ですが、効果をしっかり出すためのポイントを３つご紹介しますね。
噛む回数
まず噛む回数ですが、30回を目指しましょう。
なぜ30回かというと、厚生労働省が健康のために30回噛むことをすすめているからです。
ちなみに石原さとみさんは「口の中で90%消化させるつもりで噛む」ということのなので、ぜひそのような感覚で実践してみましょう。
食材の歯ごたえ
2つ目のポイントは、食材を噛みごたえのあるものに変えてみる点です。
海藻類、野菜、キノコ類などを増やし、そして白米を玄米に変えてみるのもいい方法です。
また食材を大きく切っておくと、しっかり噛むことができるでしょう。
一口分の量
3つ目のポイントは、一口食べたらおはしを置く、小さなスプーンを使うという方法です。
最初は意識してよく噛もうと思ってもつい元のペースに戻ってしまうかもしれません。
そんな時は、口に食事を入れたら30回噛んで飲み込むまで一度おはしを置いてみるといいでしょう。
また一口分を多く取ってしまう方は、小さなスプーンを使ってみるのもおすすめです。
よく噛むダイエットで健康的に痩せよう
よく噛むダイエットの効果は、10日から2週間で2キロほど痩せたという人が多いようです。
何よりも今日、この記事を読んだ今から始められるダイエット法なんですから、しない手はありませんよね。
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