中華料理でお馴染みのプーアル茶ですが、昔から肥満予防やダイエット効果が高いと言われ親しまれている中国の発酵茶です。
緑茶をコウジカビの利用によって発酵させるため、同じ発酵茶である紅茶とはまた一味違った、あの独特な風味を醸し出します。
数あるダイエットに効果的なお茶の中から、プーアル茶をおすすめするのには訳があります。
プーアル茶にしかないダイエット効果
高いダイエット効果のほかに、高血圧、心臓疾患、脳卒中などの生活習慣病の予防、さらにはアンチエイジングにも効果的とされています
ただしこれらの効能は、例えば紅茶ポリフェノールによるアンチエイジング作用など、他のお茶にも同じような傾向が見られ、プーアル茶独特なものとは言えません。
しかし、プーアル茶のダイエット効果として特に注目されている成分があります。
それがポリフェノールの一種である「没食子酸(もっしょくしさん)」になります。
生プーアル茶と熟成プーアル茶
科学的な観点から、プーアル茶に特に多いとされているのが没食子酸の含有量です。
プーアル茶には微生物発酵を伴わない「生プーアル茶」と、微生物発酵を伴う「熟成プーアル茶」の2種類が知られています。
没食子酸はこの微生物発酵の過程で顕著に生産されることが報告されており、特に熟成プーアル茶に多いと考えられます。
熟成プーアル茶の豊富な没食子酸が脂肪吸収を抑える
人体が食べ物から脂肪を吸収する際には、リパーゼという酵素がその働きを促進します。
没食子酸には、その働きを抑制し脂肪吸収を抑える働きが有るとことが、肥満マウスを用いた実験で明らかにされています。
熟成プーアル茶の脂肪吸収抑制効果は、この没食子酸によるものと考えられています。
実際に福岡大学で男女36名を対象に行われた実験では、プーアル茶を12週間飲用したグループの方が、プラセーボを与えられたグループに比べ体重や内蔵脂肪の減少が見られたと報告されています。
この実験では、期間中における被験者のエネルギー摂取量や身体活動などはほぼ同一条件で維持されたため、かなり信頼性の高い結果ではないかと考えられます。
発酵期間でプーアル茶を選んでダイエットを成功させる
ただし、プーアル茶は発酵期間が長すぎると没食子酸の含有量が減少してしまうことが、鹿児島大学と中国の雲南農業大学の研究で判明しています。
ダイエット効果で選ぶなら、発酵期間が30日前後のものを選ぶのが最も良いようです。
プーアル茶を愛飲している方も多くいらっしゃいますが、発行期間をしっかり確認して購入する方は非常に少ないのではないでしょうか?
是非、参考にして頂いてご自身のダイエットにお役立てくださいね。
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