脂肪を減らすのは、なかなか大変なダイエットが必要になります。
それは脂肪を1kgを燃焼させるのに、7,200kcalもの熱量が必要だからです。
1時間のジョギングでやっと600kcal分のエネルギーが消費できるかどうかぐらいですから、運動だけで体脂肪を減らそうとするのは非効率と言わざるを得ません。
日頃の食事管理がいかに大切かが分かりますね。
今日は、その脂肪細胞を効果的に減らすルチンについてお話しさせて頂きます。
2種類の脂肪細胞
まず脂肪細胞には、褐色脂肪細胞と白色脂肪細胞の2種類があることをご存じでしょうか?
一般的に太る原因である中性脂肪と言われているのは後者の白色脂肪細胞の方です。
そして前者の褐色脂肪という細胞は、逆に身体を動かさずとも熱を発生させるんですね。
すべての体脂肪が、太る原因を作るという訳ではないのです。
したがって太らない身体を作るためには、いかに褐色脂肪組織を活性化させて白色脂肪組織を減少させられるか、それがカギとなります。
ルチンとは
ルチンの働き
この「褐色脂肪組織を活性化させて、白色脂肪組織の減少させる物質」の一つとして最近注目されているのがルチンです。
ルチンは、ポリフェノールの一種で抗酸化作用を有し、毛細血管のはたらきを強化するビタミン様物質として広く知られている物質です。
このルチンが白色脂肪組織の褐色脂肪化を促進する働きがあるのです。
ルチンの驚きの機能
もともと褐色脂肪組織は、人間では新生児にのみに存在するものと考えられていました。
動けない赤ちゃんが、寒冷な気温に適応するための手段として考えられていました。
ところが近年の研究では、大人も褐色脂肪組織を有することが分かっています。
また肥満マウスを用いた実験では、ルチンはマウスの体温やエネルギー代謝量の向上、体重減少、内臓脂肪の減少に目覚ましい効果を発揮したようです。
さらには皮下脂肪にある白色脂肪細胞が褐色脂肪細胞になったとのことです。
ルチンは副作用の確認されていない安全な抗酸化物質として、積極的に摂取することで、太りにくい体質への改善が期待できるのではないかと考えられます。
ルチンを多く含む食材を摂ろう
ルチンは、蕎麦の中でも特に若干苦味のある韃靼(だったん)蕎麦に多く含まれていると言われています。
昔から蕎麦は、ダイエットに効果的だというお話には意味があったんですね!!
そのほか、グレープフルーツ、レモンなどのかんきつ類や玉ねぎ、アスパラガス、ベリー類に比較的多く含まれています。
どれも身近な食材ですので、是非ルチンを効果的に摂取して、「太りにくい体質」を作り上げていきたいものです。
ただし蕎麦アレルギーの方は、ご注意下さいね。
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