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ダイエットで「体重が10kg痩せる」という落とし穴

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ダイエットで「体重が10kg痩せる」と聞くとインパクトありますよね。

メディアでもダイエットの成果に関して、体重が何kg減ったかということが最終目標であり、もっとも重要なことであるように発信します。

それはダイエットが成功したかどうか一番わかりやすいので、当然かもしれません。

友人とダイエットに関する会話でも、やはり何kg減った増えたというのが中心になりますよね。

しかしダイエットの本当の目的は体重を減らすことでしょうか?

 

筋肉を無くして体重10kg落とすのは簡単

体重を減らすことだけが目的であり、それが最終目標であるのならば、痩せることは難しくありません。

単純に、身体の中でもっとも重量のある筋肉を削ぎ落として、体内の水分量を減らせば、簡単に10kg以上体重を落とすことができます。

しかし、それはいわゆる「ただ老化した」身体です。

一昔前に流行った「ひとつものだけを食べ続けるダイエット」は、まさにこの老化であり、体重を落とす典型です。

健康面からみても、美容面からみてもリスクしかありません。

ダイエットの本当の目的は、見た目も中身も自分の望む理想に近づくことではないでしょうか?

 

体重を気にせずダイエットを成功させる2つの方法

体重の記録は、ダイエット中に自分の身体に起きていることを読み解くための指標に過ぎません。

仮に体重が減っていなくても、むしろ少し増えてしまったとしても、記録から読み解ける状況が前向きなものであれば、何の問題もありません。

特に糖質制限ダイエットにおいては、筋肉の分解を防がないと代謝が落ちていってしまい、いわゆる老化による体重減少と同じこと、となってしまうリスクがあります。

そこでそのリスクを回避するための方法を2つご案内します。

 

毎食たんぱく質を意識して筋肉を維持させる

一つはたんぱく質をしっかりと摂り、筋肉の分解を防ぐ方法です。

推奨されている1日あたりのたんぱく質摂取量は、体重1kgにつき0.8gです。

ダイエットでのたんぱく質摂取量は体重×1gで計算すると良いです。

すなわち50kgの方は50gとなりますね。

またダイエット中には、1日あたりの総摂取量だけでなく、食事1回の摂取量も考える必要があります。

意外かもしれませんが、就寝する前の夕食では、朝昼の約2倍のたんぱく質をとってもダイエットには効果的です。

整理すると、体重50 キロの人の1食あたりのたんぱく質摂取量の目安は、朝約12g、昼約12g、就寝前の食事は約25gということになりますね。

食品 たんぱく質量(目安)
ヨーグルト(1食目安110g) 8.0g
無脂肪牛乳(コップ1杯200ml) 8.5g
枝豆 (100g) 11.5g
豆腐(100g) 6.5g
マグロ刺身(100g) 23g
ツナ缶(1個) 18g
鶏むね肉(100g) 24g
鶏ささみ(100g) 24g
豚ヒレ(100g) 22g

 

 

筋力トレーニングは自重で充分

筋力トレーニングを取り入れることをおすすめします。

ひとつ注意点ですが、ひとりでトレーニングをする場合は、低糖質状態でいきなりウェイトトレーニングを行わないでください。

命に関わる怪我のリスクもありますので、まずは自重でトレーニングをするようにしましょう。

ダイエットの筋トレは、筋肥大が目的ではありませんので、自重トレーニングで十分です。

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体重減=ダイエット成功ではない

前述の通り、筋肉は身体でもっとも重たい器官です。

ダイエットを始める以前に、まったくトレーニングをしていなかった方であれば、自重でも少し筋肉が付くことがあると思います。

ダイエット中でありながらも筋肉量が増えた分は、少し体重が増える可能性があります。

しかしこれは何の問題もありません。

脂肪が落ちてサイズダウンしていれば、鏡に映る姿は必ず理想に近づいているはずです。

ですからダイエットで体重が落ちていなくとも、ガッカリしてモチベーションが下がる事の無い様に、詳細な記録を付けることは大切なのです。

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