目の前に食べ物があると、ついつい手にとってしまうということはよくある話ですよね。
分かっていても出来ないのがダイエットの継続です。
その中でも基本ですが「食べ物をみるとつい食べてしまう」これって実は当然の事でもあります。
食べ物を見ただけで、ダイエットを失敗してしまう、なんて意志が弱いだけでしょ?
そう考える方も多いでしょうが、そうではありません。
食べ物を見るだけで、ダイエットを成功に導けない3つ要素をお伝えしたいと思います。
食べ物を見るとダイエットを失敗する3つの要素
ストレスによるダイエット失敗
遺伝型による肥満ではない限り、「太る」原因の大概は食べ過ぎにあります。
心当たりが有る場合、日頃の食事内容を振り返って食事量を抑えることは、ダイエットを成功させるためには確かに大切なことです。
ですが、ふいに湧いてくる「人間の三大欲求」とも言われる「食欲」を抑えることはそう簡単なことではありません。
食べることが楽しみという方にとっては、何よりも大きなストレスに繋がりますよね。
ストレスを抱えてしまうと、その反動によりリバウンドしやすいことから、ダイエットが成功しないのは当然です。
環境によるダイエットの失敗
食物繊維を多めに取ったりと、満腹感の得やすい食事により自然に食欲を抑える方法は、科学的な根拠も豊富にあり確かに有効的な方法です。
ただこの方法を用いても、全く食欲を抑えられないという方も中にはいらっしゃいます。
この場合は、恐らく当の本人が、食欲が刺激されやすい環境にいるのではないかと推測できます。
例えば、奥さんがおやつを用意している、友人が食べ物をすすめてくる、お菓子を常にストックしているなどです。
心当たりある方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
本能によるダイエットの失敗
また外食に行った際に、食事を済ませたばかりでも、デザートが目にはいるとつい注文してしまっている場合があります。
事後に「またやってしまった」と後悔することが多いのもこのパターンです。
実はこの行動は「動物の本能による可能性が高い」とする研究結果が、2017年に国立遺伝学研究所から報告されています。
実験結果から、視覚から得られた情報を「食べたい」という食欲に結びつける神経回路の存在が明らかにされているのです。
また中華ビュッフェで行われた肥満行動研究では、肥満な人ほど料理が見える席を選ぶ傾向が強いといった行動が観察されています。
つまり「食べ物を見たら食べたくなる」という反射行動は、本能的に行われている可能性が高いということです。
ダイエットが成功するしかない環境が必要
当院では、ダイエットを「塾にいく受験生」を例にしてお伝えしています。
例えば、勉強中に漫画やTVで最新のものがあったらどうでしょうか?
勉強する場所を、皆が遊んでいる遊園地に選びますか?
勉強に集中するために、誘惑に惑わされないことは非常に大切な事です。
もちろんダイエットも同じです。
食事制限をしているのに、目の前に大好きなお菓子が置いているとどうでしょうか?
食事制限中にビュッフェ、食べ放題に行きますか?
見ただけでダイエットを失敗するなんて、バカバカしいと思うなかれ!
ダイエット中に「視界に食べ物を入れない」は、ダイエットの基本とも言える原則なのです。
大阪府枚方市にあるダイエット・美肌専門 トータルヘルスケアがあなたをしっかりとサポートします。
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