大豆といえば別名「畑のお肉」と呼ばれていることからも、お肉の代用として我が国では古くから庶民に親しまれてきた食べ物です。
大豆は高タンパク・低脂質な性質に加え、野菜をも凌ぐほどの豊富な食物繊維を有していることから、ダイエットに非常に効果がある食材でもあります。
大豆の優秀な機能が凝縮されている「おからパウダー」や「ソイプロテイン」などは、皆さんも口にされているのではないでしょうか?
忙しい毎日の中でも、気軽に栄養補給できる食品として、キャリアウーマンを中心に多くの世代層からも支持されています。
そんな大豆を凌ぐダイエット効果を持つ食材が「黒豆」なんです。
今日は、その黒豆についてお話ししたいと思います。
大豆と比べて「黒豆」がダイエット効果がある5つの理由
大豆といえば黄色いイメージの豆ですよね。
おせちの定番である「煮豆」や「黒豆茶」以外では馴染みの薄い黒豆も、実はその大豆の仲間です。
黒豆は別名「黒大豆」とも呼ばれています。
一般の方で黒豆を食べる機会といえば、「おせち」「おしるこ」「ぜんざい」などあんこ系の食べ物をイメージします。
最近では「黒豆コーヒー」や「黒豆茶」など、おせち以外でも徐々に活躍の場を広げている黒豆ですが、意外にもそのダイエット効果については、あまり知られていないのが実情のようです。
この黒豆について知識を深め、ダイエットに活かしましょう。
- 黒豆ポリフェノールで内臓脂肪を減らしメタボ対策効果
- 黒豆に含まれているアントシアニンのダイエット効果
- 大豆の2倍のイソフラボンで婦人科疾患や体脂肪を抑える効果
- 大豆の良質なたんぱく質で、筋肉をつけて脂肪燃焼する効果
- 食物繊維とビタミンBでダイエット効果
黒豆ポリフェノールで内臓脂肪を減らしメタボ対策
黒豆の黒い皮に含まれる黒大豆ポリフェノールは、抗酸化作用による
- 老化防止
- 血流改善
- 血圧の抑制
などの効果があります。
また最近の研究によって、内臓脂肪を減らし血糖値を抑えるなどメタボ抑制効果があることも明らかとなっています。
また黒豆は、黄色い大豆よりもポリフェノールを代表する抗酸化物質をより多く含むといった、研究結果も報告されています。
この研究では、黒豆に含まれている総ポリフェノール量は、黄色い大豆よりも約1.5から2倍弱多かったと報告されています。
黒豆に含まれているアントシアニンのダイエット効果
更に黒豆の皮にはポリフェノールの一種である「アントシアニン」という物質に含まれています。
黒豆の皮が黒いのは、このアントシアニンが豊富に含まれていることによるものです。
アントシアニンは、黒豆のほか、ブルーベリーや紫キャベツにも豊富に含まれており、水に溶けやすく常温で比較的安定していることから、天然着色料としても一般的に用いられています。
従来から抗酸化物質として知られているアントシアニンですが、近年の食品研究においては
- インスリン抵抗性の改善
- 高血糖の抑制
- 抗炎症性
といった肥満や糖尿病への予防と改善に効果が認められるということが、マウスを用いた実験によって明らかにされています。
さらに、糖尿病治療としてもその潜在的効果が注目されています。
糖尿病治療薬といえば、ビグアニドやチアゾリジン薬が代表的ですが、これらは効果が認められる反面、それに伴う副作用も懸念されています。
アントシアニンはこれら治療薬にかわる、2型糖尿病の予防と改善を促進する成分として、現在、もっとも研究されている物質の1つであると言われています。
大豆の2倍のイソフラボンで婦人科疾患や体脂肪を抑える効果
もちろん黒豆は大豆の一種ですので、普通の黄色い大豆と同様にイソフラボンを含んでいます。
イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをします。
- 更年期障害
- 骨粗しょう症
- 乳がん
の予防に効果があります。
また体脂肪率低下、血中の脂質抑制効果なども報告されています。
ちなみにイソフラボンの含有量も、黒豆の方が最大で2倍近く多かったようです。
大豆の良質なたんぱく質で、筋肉をつけて脂肪燃焼する効果
大豆は畑のお肉と呼ばれ、肉と同様にくたんぱく質が豊富に含まれることで有名です。
大豆のたんぱく質は、必須アミノ酸をバランスよく含んでおり、理想的な栄養価を持つといえます。
また大豆たんぱく質は、血中のコレステロールを下げる働きがあるため
- 動脈硬化
- 高血圧の予防
が期待できることで、特定保健用食品の機能成分としても認可されています。
また植物性のたんぱく質で筋肉をつけることで、脂肪を燃焼しやすい体になり、ダイエット効果にも繋がります。
食物繊維とビタミンBでダイエット効果
近年の食生活の変化によって、日本人に不足しがちな食物繊維は、老廃物や余計な脂肪を体外に排出する便秘解消に不可欠な成分です。
黒豆には不溶性食物繊維が特に多く含まれているので、便通を良くすることでデトックス効果も期待できます。
また老廃物の排出を促し、むくみを改善する事で知られるカリウムも豊富に含まれています。
さらに黒豆に含まれるビタミンBは、糖や脂質、アミノ酸やたんぱく質の代謝に補酵素として働くことにより、ダイエット効果においても非常に優秀といえるでしょう。
栄養素が高い黒豆の唯一の弱点とは?
黒豆と大豆の栄養素を比べてみて、黄色い大豆にアントシアニンは含まれていないことを差し引いても、黒豆に軍配が上がりますね。
しかしながら、料理のレパートリーで圧倒的に使いやすいのが大豆です。
もちろん、黄色い大豆も健康食品に変わりありませんが、陰の薄い存在である黒豆にはもっと活躍していただきたいところです。
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