最近顔が疲れて見えたり、老けて見える!
お化粧のノリも悪くなった。。。
そんな肌の悩みはもしかすると、くすみが原因かもしれません。
この記事では肌がくすんでしまう3つの原因と、明るく若々しい肌を取り戻すための4つのケアをご紹介します。
あなたも参考にしてぜひお化粧が映える、透明感のある美肌を手に入れてくださいね。
肌がくすんで見える3つの原因
最初に、肌がくすんでしまう3つの大きな原因をみてみましょう。
肌表面の角質が厚くなってくすみになる
1つ目の原因は、肌の表面にある古い角質がたまって厚くなる角質肥厚(かくしつひこう)です。
角質が厚くなると、角質の細胞は少し黒っぽい色をしているため、グレーがかったくすんだ印象になってしまいます。
ではなぜ角質が厚くなってしまうのでしょうか?
加齢、睡眠不足、ストレスによる肌の新陳代謝の低下
例えば古い角質は通常なら4週間ではがれていきますが、年齢を重ねて40代になると約8週間もかかるようになってしまいます。
そのため角質がどんどんたまり、お肌をくすませてしまうんです。
紫外線や外からの刺激
肌は紫外線や肌をゴシゴシ洗うといった刺激を受けると、ダメージを防ぐために角質層が厚くなり、灰色がかって見えてしまいます。
角質肥厚になるとやっかいなのは、肌がごわついて保湿成分が浸透しにくくなる点です。
保湿の成分が届かなくなると、さらに表面が固くなるという悪循環になってしまいます。
角質肥厚によるくすみの改善策は、後ほど紹介するピーリングが最適です。
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肌の乾燥によるくすみ
2つ目の原因は、お肌の乾燥です。
肌が乾燥すると刺激から肌を守るバリア機能が低下し、弱くなったバリア機能を補うため、角質層を厚くし角質肥厚が起きます。
また水分が蒸発すると、みずみずしさや透明感が失われくすんで見えます。
そればかりか、乾燥した肌は表面がでこぼこで光をきれいに反射しないため、よどんだ印象になるんです。
そのため乾燥によってくすむと、肌のつや感がなくなり、カサカサした暗い印象になります。
乾燥によるくすみは、ピーリングとしっかりした保湿でケアしましょう。
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血行不良によるくすみ
3つ目の原因は、血行不良です。
血行がよいとき、私たちの肌は明るいピンクがかった若々しい印象を与えます。
しかし睡眠不足、体の冷えや喫煙などの原因で毛細血管の働きが弱くなると、酸素や栄養が行き渡らないように。
その結果、血色が悪くなり肌が青黒くくすんで見えてしまいます。
特に目の下の肌が薄い部分では不健康そうな「くま」になることも。
血行不良による肌のくすみは生活を見直し、マッサージやツボ押しで血行をよくするのがいいでしょう。
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正しいお肌のケアでくすみを改善する5つの方法
ではここからは、お肌のくすみを改善する方法をご紹介します。
最初は、スキンケアで肌をイキイキさせる方法です。
ピーリングで明るい肌になりくすみ改善する方法
角質が厚くなって肌がくすんでいる場合は、ピーリングが最も効果的。
なぜなら古い角質をピーリングで取り除くと顔色がすぐにぱっと明るくなるうえに、保湿美容液などの成分が浸透しやすくなるからです。
ピーリングは市販のものを使う方法と、皮膚科などで専門的に行う方法があります。
いずれもやり過ぎは禁物、そしてピーリングのあとはお肌が乾燥しやすいので、保湿成分配合の美容液でしっかり保護してあげましょう。
ピーリングで古い角質を定期的に除去してあげれば、お肌の新陳代謝を促進する効果もありますよ。
保湿たっぷりでくすみを改善する方法
乾燥によるくすみの場合は、とにかく保湿です!
特に冬は乾燥が原因のくすみが悪化するので、しっかりうるおいを与え、みずみずしく明るい肌を取り戻しましょう。
保湿は化粧水だけでは不十分、保湿成分が入った美容液を使うのが秘訣です。
くすみ改善のためのおすすめ保湿成分例
- セラミド
- スフィンゴ脂質
- ステアリン酸コレステロール
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- エラスチン
- 天然保湿因子(NMF)
効果的に肌の水分量をアップさせたいなら、強力な水分保持力があるセラミド配合の化粧品が特におすすめですよ。
フェイスパックでくすみ改善する方法
メイクをしようと思ったら顔がどんより!
そんなときはフェイスシートパックを試してみましょう。
ドラッグストアで手軽に買えるものから、ぜいたくな成分配合のスペシャルパックまでさまざまなタイプがあるので、毎日用と特別な日用で使い分けてもいいですね。
シートタイプのパックは肌をピタッと密閉し、シートに含まれた有効成分を肌の中に押し込んでくれるため、即効性があるのが特徴です。
種類が多くて、どれを買ったらいい?と迷いますが、保湿やエイジングケアのタイプで乾燥と血行不良を改善するのがベストです。
フェイスシートパックは書かれている使用時間で成分が浸透するようになっているので、それ以上パックする必要はありませんよ。
マッサージでくすみを解消する方法
肌のスキンケアと同時に行いたいのが、フェイスマッサージです。
マッサージは特に血行が悪くてくすむタイプの改善にぴったり。
血流が悪いと血液の色が暗くなって顔色がくすむだけでなく、肌に必要な栄養素がうまく届かなくなります。
そして新陳代謝の低下につながって、その結果古い角質がはがれ落ちずグレーにくすむ原因となり、いいことはありません。
そこで朝と夜の2回、血行を促すマッサージを取り入れてみましょう。
マッサージの前にはフェイスクリームをつけ、刺激が強すぎないようにすべりをよくしてくださいね。
【くすみ解消のフェイスマッサージ】
- 左手で右の鎖骨上のくぼみを上下に10回さすり、リンパをほぐします。
- 右手で左の鎖骨も10回さすります。
- 両手の人差し指と中指で左右の耳をはさみ、鎖骨のくぼみに向かって5回なでおろします。
- 両手の人差し指をかぎ型にして、目の周りとこめかみを軽くプッシュします。
- 頬やあご、額もかぎ型にした人差し指で軽く押していきます。
- 最後に頬に両手の人差し指と中指をあて、鼻筋から眉間に向かって5回なでます。
そのほかにもツボ押しで血行をよくしたり、適度な運動で全身の血流を改善するのも効果的ですよ。
食べ物で体の内側からくすみをなくす方法
必要な栄養素をたっぷりとれば、体の内側からもくすみ対策ができます。
悩みに応じて、以下の食品を意識して食べましょう。
新陳代謝の低下が原因のくすみ
元気な肌を作るために欠かせない栄養素、タンパク質を十分に取りましょう。
女性はタンパク質が不足しがちなので、お肉、魚、乳製品、卵、大豆製品など動物性と植物性のタンパク質を3食でバランスよくとることが大切です。
またビタミンEは代謝を助ける働きがあります。
アーモンド、ツナ缶、たらこ、モロヘイヤ、カボチャ、赤パプリカなどを意識して食べましょう。
乾燥が原因のくすみ
乾燥には、肌のみずみずしさを保つビタミンAをたっぷり取るのが効果的。
うなぎ、にんじん、春菊、ほうれん草、ルッコラ、ちんげん菜、ブロッコリーなどがおすすめです。
血行不良が原因のくすみ
血行不良には、血流を促すビタミンEや鉄分が必要です。
鉄分は鶏レバー、高野豆腐、レンズ豆、ひじき、しじみ、あさり、かつおなどに多く含まれます。
メイクでくすみをカバーする裏技
最後に、お化粧アイテムで気になるくすみをカバーする方法をご紹介します。
ファンデーションの厚塗りで隠すのではなく、以下のアイテムを使ってじょうずにきれいな肌を演出しましょう。
コントロールカラーで顔全体をカバー
暗く見えてしまうくすみは、ファンデの前の下地の段階で補正しるのが正解です。
コントロールカラーはファンデーションの前に塗る下地で、くすみをカバーして透明感をアップさせ、色ムラも目立たなくしてくれる優秀なアイテム。
コンシーラーは部分使いで点をカバーするのに比べ、コントロールカラーは顔全体をカバーして色味を調節するので、結果的にファンデーションの厚塗りを防いでくれます。
【くすみのタイプ別おすすめコントロールカラー】
•角質肥厚や乾燥による、グレーっぽくくすんだ肌
イエローやオレンジ系で健康的になります。
•血行不良によって青黒くすんだ肌
ピンク系で血色を補って明るくなります。
伸びがいいか、崩れにくいかといった点もチェックしてくださいね。
コンシーラーで気になる部分をしっかりカバー
コンシーラーはシミやニキビ跡を隠してくれる印象がありますが、実はくすみにも効果的です。
ペンタイプ、パウダータイプ、スティックタイプなどいろいろありますが、しみを隠すのにおすすめはクリームタイプ。
なぜならクリームタイプはカバー力が大変高いのに自然な仕上がりだからです。
コンシーラーが活躍するのは
【コンシーラーでくすみカバー】
•目元
•小鼻
•口元
色は健康的な血色をプラスする、オレンジ系やピンク系がおすすめです。
目元のくまには目のきわギリギリではなく、少し離して薄めにつけるのがコツ。
指やブラシでトントンと軽くたたき、なじませましょう。
よく皮膚が動く小鼻の脇や口角も、柔らかいクリームタイプならよれずに安心です。
くすみを改善して明るく透明感のある美肌美人に
肌がくすんでいると、体調は悪くないのに元気がなさそうに見えたり、実際の年齢より何歳も年上に見えてしまいます。
くすみの原因である角質、乾燥、血行不良を改善し、コントロールカラーやコンシーラーも使って若々しい肌に生まれ変わりましょう!
また生活習慣や食べ物にも少し気を使い、外からだけではなく内面からもくすみのないツヤ肌をキープするようにしてくださいね。
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